
こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
・②WordPressでGoogleアナリティクスを設定する方法
・③Googleアナリティクスでできるアクセス分析
・④Googleアナリティクスをブログ運営に活かすために
WordPressでサイト運営をするなら、どのページにどんな人がどのくらい訪問したかなどの分析は必要ですよね。
Googleアナリィテクスは簡単に自分のサイトを分析できるので非常におすすめなツールです。
本記事では、Googleアナリティクスとは何か、導入手順から使い方までわかりやすく解説していきます。
Googleアナリティクスとは
Googleアナリティクスとは、Googleが提供するアクセス解析ツールで、基本無料でありながら非常に高機能なツールです。
今やWebサイト運営している方は全員利用しているといっても過言ではありません。
Googleアナリティクスでは、登録したサイトのユーザーの行動に関するデータがわかります。
例えば、
- サイトの訪問者数はどれくらいか
- 訪問者はどこから来たのか
- どのページを閲覧しているか
- 滞在時間はどのくらいか
- 使われたデバイスはスマホかパソコンか
などのデータを計測することができます。
上記のデータをチェックすることで、自分のサイトの良い点や悪い点が見えて来るので、改善に活かすことができます。
WordPressでGoogleアナリティクスを設定する方法
そんな便利なGoogleアナリティクスですが、とても簡単に導入することができます。
導入のステップは主に3つです。
設定の手順
手順②:Googleアナリティクスのアカウントを作成
手順③:WordPressでトラッキングIDを設定
1つずつ解説していきます。
手順①:Googleアカウントに登録
まずは、Googleアナリティクスに登録するGoogleアカウントを作成しましょう。
普段からGmailなどでGoogleの別のサービスを利用している方は、既存のアカウントでも大丈夫です。
手順②:Googleアナリティクスのアカウントを作成
次にGoogleアナリティクスアカウントを作成します。
「無料で設定」をクリックすると、アカウントの設定画面になるので、アカウント名を好きなもので入力します。
以下の4つで設定完了です。
- Webサイト名:サイト名
- WebサイトURL:https://〜を入力
- 業種:アートや美容、ビジネスなどから好きな種類を選択
- レポートのタイムゾーン:日本
手順③:WordPressでトラッキングIDを設定
最後に、トラッキングIDを設定します。
手順②でアナリティクスのアカウントを作成すると、トラッキングIDが作成されるので、このトラッキングIDをWordPressに設定していきます。
WordPressでトラッキングIDを設定する方法は下記の2つです。
方法②:WordPressのテーマに設定
上記の2つが簡単でおすすめです。
正しく計測できない可能性があるので、どちらか1つを設定して下さい。
1つずつ解説します。
方法①:プラグインで設定
1つ目の設定方法はプラグインで設定する方法です。
Googleアナリティクスの設定以外でも使えるおすすめなプラグイン「All in One SEO」をインストールして有効化してください。
続いて、Googleアナリティクスの「管理」>「プロパティ」>「トラッキング情報」>トラッキングコードからトラッキングIDをコピーします。
最後に、WordPressのサイドバーの「All in One SEO」>「一般設定」>「Googleアナリティクス」>「GoogleアナリティクスID」の欄にトラッキングIDを貼り付けます。
「設定を更新」をクリックして設定は完了です。
方法②:WordPressのテーマに設定
2つ目は、WordPressのテーマに設定する方法です。
※テーマによって設定可否があるので自分のテーマで設定できるかご確認ください。
今回は、当ブログでも使用している「THE THOR」で設定する方法を解説します。
WordPressのサイドバーの「外観」>「カスタマイズ」>「基本設定」>「アクセス解析設定」>「Google AnalyticsのトラッキングID」にトラッキングIDを貼り付けます。
「公開」をクリックして設定は完了です。
上記2つのプラグインやテーマを利用しなくても設定できる方法もありますが、少し高度になってくるので、今回は説明は省略させていただきます。
Googleアナリティクスでできるアクセス分析
ここからは、実際にGoogleアナリティクスを使ってどんなデータを計測して解析できるのか解説していきます。
Googleアナリティクスは項目が多くて複雑そうに見えますが、代表的な4つの指標をチェックすれば、ブログの分析に十分役立てることができます。
下記より4つの指標について解説していきます。
①ユーザー数
ユーザー数は、あなたのサイトの訪問者数がわかります。
Googleアナリティクスでは、メニューのレポートから、「ユーザー」>「概要」をクリックすれば訪問者数がわかります。
集計期間を指定することで日別や時間別など詳細に分析することができます。
1人のユーザーが複数回訪問した場合も、ユーザー数は1人です。
②集客
集客では、どこからあなたのサイトに訪問したかがわかります。
Googleアナリティクスでは、メニューのレポートから、「集客」>「概要」をクリックすればどこから訪問したかがわかります。
基本的には英語で記載されていますが、以下のデータを確認することができます。
Organic Search | Google、Yahooなどで検索してサイトに流入した訪問 |
---|---|
Paid Search | 検索後、リスティング広告などをクリックしてサイトに流入した訪問 |
Direct | URLを直接入力したり、ブックマークからサイトに流入した訪問 |
Referral | 他のサイトのリンクをクリックしてサイトに流入した訪問 |
Social | FacebookやTwitterなどのSNSからサイトに流入にした訪問 |
Display | バナー広告をクリックしてサイトに流入した訪問 |
Other | その他 |
それぞれ訪問したところをクリックすると、どのキーワードで訪問されたかも分析することができます。
③行動
行動では、あなたのサイトのどのページにアクセスしたかがわかります。
Googleアナリティクスでは、メニューのレポートから、「行動」>「概要」をクリックすればどのページにアクセスされてかがわかります。
ページビュー数はもちろん、平均ページ滞在時間や直帰率(サイト訪問後他のページに行かずに離脱した割合)、離脱率(どのページでサイトから離脱したかの割合)も分析することができ、あなたのサイトの改善に役立てることができます。
④コンバージョン数
コンバージョンとは、会員登録や商品購入など、そのサイトの目標のことです。
コンバージョン数では、あなたのサイトでどれだけ商品が購入されたかがわかります。
Googleアナリティクスでは、メニューのレポートから、「コンバージョン」>「目標」>「概要」をクリックすればコンバージョン数がわかります。
広告運営やサービスの販売をブログで始めた場合、目標(コンバージョン)を立てることが重要ですが、始めたばかりの頃は特に気にしなくても問題ないです。
以上4つがGoogleアナリティクスの代表的な指標です。
Googleアナリティクスをサイト運営に活かすために
ここまでGoogleアナリティクスの設定方法や代表的な指標について解説してきましたが、サイト運営に活かすためにどんなことをすれば良いかを最後にご紹介します。
①リライト時に役立てる
「行動」>「サイトコンテンツ」>「すべてのページ」で平均ページ滞在時間や直帰率、離脱率がチェックできます。
ユーザーがどの記事をどのくらい時間をかけて読んでいるか、どのページで離脱しているかを分析し、少しでも長く滞在してもらえるようにリライトしたり、離脱されないように関連記事を設置したり面白い記事になるようにリライトすることができます。
また、「集客」>「すべてのトラフィック」>「チャネル」からグループをクリックすることで、どんなキーワードで訪問したかも分析できるので、リライト時のキーワード設定の見直しにも役立てることができます。
②他のGoogleサービスと連携して分析強化
Googleアナリティクスでは、Google Adwords(Google広告)やGoogleサーチコンソールなど、他のGoogleサービスと連携することができます。
Google Adwords(Google広告)と連携すると広告からどれだけの訪問があったかを分析することができ、Googleサーチコンソールと連携すれば、あなたのサイトがどんなキーワードで検索されていてそこからどれくらい訪問されたか、などより詳細に分析することが可能です。
広告は有料にはなりますが、あなたのサイトのアクセス数をより伸ばすことができる手段の1つなので、ある程度アクセス数が増えてきたら、狙ったキーワードで記事を書いたり、広告を出稿してみましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、WordPressでGoogleアナリティクスを設定する手順や代表的な指標についてを、解説させていただきました。
サイト運営を成功させるには、自分で分析をしてあなたのサイトをより良いものにしていく必要があります。
Googleアナリティクスを導入することで、常に分析と改善ができるので、アクセス数の向上やコンバージョン数の向上に役立てていきましょう。
それでは。